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「鼻吸い」って、たいせつ!

2015年11月19日 更新

寒くなると、お子さまたちは、鼻水が出たり咳が出たり・・・
そんなときにけっこうと大切なのが、「鼻水の吸い取り」です。
以前は500円前後の小さな道具で、おうちの方に吸って頂くようにご指導していたのですが、これでママたちがお風邪をもらってしまうことがけっこう目立つような気がします。
そこでお勧めなのが、電池を入れて使う5000円前後の「電動鼻吸い器」です。
据え置き式のものは、2万円くらいですから、ちょっと・・・というお値段ですが、5000円なら、許容範囲のお値段かなと・・・。
小さなお子さんは3歳くらいまで上手に鼻をかむことができません。
初期のさらさらの水鼻のうちなら、このハンディタイプでけっこう吸い取れます。
アマゾンなどでも、いろいろと売ってますので、良さそうなものをゲットして下さいね。

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鼻水を放置するとどんな悪いことがあるかというと、
①鼻水が喉に落ちて咳になる。
②鼻水が鼻の奥座敷=副鼻腔に入り込んで副鼻腔炎を起こす。
②溜まった鼻水に含まれる細菌が、喉から中耳に行って中耳炎を起こす。
③喉に落ちた鼻水の細菌が肺炎を起こす。
④鼻水が目に上って結膜炎を起こす。
「たかが鼻水、されど鼻水」、こんなに悪さをするんですよ。
鼻すすりの癖がつくと、ますます悪循環します。
小さなお子さんも、忘れたころたまに鼻吸いをされると、著しく抵抗しますが、日々、歯磨き顔洗いと同じように、「鼻が出てたら、ママが鼻吸いをする」と日常化すれば、そんなにいやがることもありません。
ネバネバの硬い青ばなになるまえに、早期のさらさらのうちから、ママがこまめに吸ってあげましょう。
また、鼻をかめる年齢になったら、日々の流れの中で、鼻かみの習慣作りをしてあげて下さい。
「朝顔を洗った時、夕方帰宅時手を洗った時、入浴時」など、出ても出なくても、ティッシュでかむ習慣を声がけしてあげましょう。

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