★今日は猛暑の1日でした。
梅雨明け前というのに、跨線橋の温度計は連日の30℃越え!
エアコンのない学校で日々過ごすお子さんたち、こまめな水分補給をお忘れなく。
寝不足、朝食抜きは大敵です。
たっぷり睡眠、しっかり朝ごはんですよ〜〜
★このところ、この気温のせいか、夏風邪が大流行です。
手足口病、ヘルパンギーナ、高熱頭痛の夏風邪、アデノウイルス・・・などなど。
特に、手足口は大流行の兆しです。
今年は、けっこう大型の発疹のお子さまも目立ちます。
そのような年は、回復後に爪がはがれることもあります。
最初お口の粘膜発疹のみ、あとから手足口に・・・という場合も。
また手足口病では、臀部や外陰部も発疹の好発部位です。
ほとんど「手足口おしり病」ですね。
★お口の痛みでご飯が食べにくい時は、「酸っぱい、しょっぱい、熱い、固い」を避けて、つるっとしみずに飲み込めるものがいいですね。
液体は長くお口に付着しているので、こういうときはかえってゼリーのようなものがいいようです。
ミルクゼリーなど、栄養価の高いゼリーを選びましょう。
くだもののゼリーでも、こういうときは、ノンカロリーのこんにゃくゼリーはお勧めしません。
とにかく少しずつでもカロリーを!
食べたことがあれば、「ヴィーダインゼリー」のような栄養ゼリーもいいですね。
これをスプーンに出してから、つるっといきましょう。
★解熱剤の使用についてご質問をよくいただきます。
解熱剤は同時に鎮痛剤でもあります。
解熱剤で熱を下げることそれ自体に大きな意味はありませんが、解熱剤で熱が下がって痛みが取れた瞬間に、しっかり食事をとらせることができれば、まさに「解熱剤の有効利用」ですね。
ある程度の基準は次のような感じです。
熱によるつらさがあれば、6時間以上空いていれば使ってあげていいと思います。
こどもの暮らしの基本は、『食う・寝る・遊ぶ』 ですから、これらが1つでも妨げられていれば、『つらい』と判断できます。
いつも通り食欲があり、いつも通り眠れて、いつも通り遊ぶ意欲があるなら(遊ばせましょうということではなく、あくまで遊ぶ気があるという意味です)、39℃あっても大丈夫。
反対に、38℃でも、食欲なく、眠るに眠れずぐずぐず、遊ぶ意欲もなくだるそうで「目力」が乏しいときは、使ってあげてもいいでしょう。
そして解熱剤で気分がいい状態をしっかり有効利用しましょう。
喉ごしのいいものを食べさせ、気持ち良く睡眠をとらせ、ウイルスと闘う戦力準備を応援してあげてください。
★おたふくも流行が続いています。
ワクチンは1歳で1回目、5〜7歳で2回目です。
1度もワクチンを実施していないと、熱も高く、腫れもものすごいです。
まさに古典的「おたふくかぜ〜〜」という感じです。
1回でもワクチンをしてあると、たとえかかっても腫れも軽く、治るのに要する時間もすごく短縮します。
ワクチンってすごいです。
<流行っている病気>
@手足口病 ヘルパン 高熱の夏風邪
Aアデノウイルス(咽頭結膜熱)
Bおたふく
C胃腸炎
Dマイコ、RSなどの咳・熱の症状
自宅の庭に「アガパンサス」が咲きました。
アガパンサスとはギリシャ語で「愛の花」
名前の優しさが大好きで植えています。
梅雨時を彩るアガパンサスが終わると、
本格的な夏がやってきます。
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