こどもの森の最新情報

こどもの森のお知らせメール 6月28日
2018-06-28 更新
★こどもの森です!
今日は紫陽花が似合う1日でした。
このところ気温がめちゃ上昇の日もあり、日々本格的な夏が近づいています。
こどもの森の花壇も、お花さんたちが元気いっぱいですが、一緒に雑草くんもパワーアップ。
お休みの日は時間を見つけて雑草取りをしています。

★春からずっと流行している溶連菌とアデノウイルスに混じって、このところいわゆる夏風邪が目立ってきています。
小児科の流行ウイルス年間カレンダーはまさに夏モードに入ってきました。
気温と流行ウイルスの関係は、ほんとうに根深いものがあるなあ〜と、小児科医を30年以上やっているとしみじみ思います。

★胃腸風邪も流行が続いています。
細菌性腸炎も少し前からちらほら見られます。
本格的な夏を前に、今日は食中毒・胃腸炎予防のための生活上の注意点についてお伝えします。

<3原則;菌を付けない、増やさない、殺す>
1)付けない
@手洗い
調理前
生の肉や魚、卵を取り扱ったあと
調理中のトイレ、鼻かみ、おむつ交換のあと
A調理器具を分ける
まな板は最低2枚;「生の肉や魚用」「野菜果物や調理後の肉魚用」
焼肉用の箸やトングは2通り;「生の肉用」「焼きあがった肉用」:ここ大切です!
B買い物袋にこぼれた汁にも要注意
レジ袋の中に生の肉や魚の汁がこぼれることがあります。
これが生で食べる野菜や果物などにわずかでも付くと危険です。
肉や魚などは、スーパーで買った時、小袋に必ず入れて、汁がこぼれないように密封しましょう。
冷蔵庫での保管でも同様です。
C調理の順番にも一工夫
先に肉や魚を調理すると、それらの汁が飛び散って調理台が汚染します。
生で食べるサラダなどは、最初に作って冷蔵庫で保管しましょう。

2)増やさない
買ってきたらすぐに冷蔵庫に!
冷蔵庫の詰め込みすぎは冷えにくくなります。
整理整頓を。
早めに使い切って回転させましょう。

3)殺す
ほとんどのウイルス・細菌は加熱で死滅します。
特に肉や魚は中心までよく加熱しましょう。
加熱が不十分かなと思ったら、ラップしてレンジでしっかり再加熱がおすすめです。
注意が必要なのは「焼き鳥」です。
串の周りが生焼けのことが時々見られます。
購入したら、いったん串から外してレンジでしっかり加熱し、別の串や爪楊枝に刺していただきましょう。
買ってきたお惣菜は、皿に移してレンジでしっかり再加熱することをおすすめします。
調理が終わったら、包丁、まな板、菜箸、ふきんなどを、熱湯や塩素系のハイターでしっかり消毒しましょう。
スプレーで出る塩素系漂白剤が便利です。

<流行っている病気>
@アデノウイルス(咽頭 結膜 胃腸)
A溶連菌
B夏風邪 手足口病
C胃腸炎(アデノ ノロ ロタ)