こどもの森の最新情報

こどもの森のお知らせメール 8月15日
2019-08-15 更新
★こどもの森です!
夏休みも半分終わりました。
「えっ、もう半分!」
宿題が気になり始める頃でもありますね。
最近は、私たちの昭和の夏休みと違って、いろいろ宿題もあるようで、お子さまたちもたいへんですね。
ちょこちょこと進めましょう。

★事務連絡ひとつ。
インフルワクチン予約が始まります。
まずは明日8月16日から、受診後の会計時のご予約が始まります。
兄弟、パパ、ママの分も大丈夫です。

★さて、新学期まであと2週間、ちょっと乱れがちな夏休みの生活リズムですが、いつもの時間にそろそろ戻しましょう。
「早寝早起き朝ごはん、プラス朝うんち」
お子さまが学校生活で色々なことに元気に取り組めるために、人間らしい生活習慣をまずは整えましょう。
人間も広い意味で動物、生き物です。
「素」の状態で生きているお子さまはなおさらです。
質の良い睡眠で脳のコンディションを良くして、朝ごはんでエネルギー補給。
途中でお腹が痛くなって落ち着かないということがないように朝の排便も大切です。

★今日からできるアドバイスを少し。
@夜は9時までに布団に入る:1日の始まりは朝ではありません。前夜の良い睡眠から始まっています。9時就寝から逆算して、夕方からの段取りを。
A夜は真っ暗で寝る:安眠ホルモン「メラトニン」は、真っ暗なことを脳が感じて脳の松果体から分泌されます。豆あかりも、お子さんが寝入ったら消しましょう。
B寝る前に甘いものを食べない:成長ホルモンは、こどもの身長を伸ばすだけでなく、全年齢で「疲れを取ってくれる」ホルモンでもあります。このホルモンは主に夜睡眠中に分泌されますが、血糖値が高いと分泌されにくい性質があります。寝る前にお腹が空いたというときは、牛乳、チーズ、小魚、少量のナッツなどがおすすめです。
C朝は明るくする:生き物のからだは「寒くても明るければ朝」と感じます。お子さんに起きてほしい時間の30分前に、カーテンを開けて少しずつお目覚めモードにもっていきましょう。朝日を浴びることは、幸せホルモン「セロトニン」の分泌も促します。
Dお目覚めにはレモン水:朝起きてすぐにお腹が空かないお子さまも多いと思います。小さなコップにポッカレモンのような無糖の果汁を少し入れて、飲ませてあげましょう。胃腸の目覚まし、排便の準備にも効果的です。
E朝シャワー:これは超おすすめです。ご飯前でもご飯のあとでもよいですが、朝に食欲のないお子さんでは、シャワー先がいいでしょう。夏から始める良い習慣、朝5分早く起きて、明日朝からさっそく実行してみましょう。心身の目覚まし、皮膚もきれいになり、あせもやアトピーにも効果的。自律神経も鍛えてくれますから、カゼをひきにくくなりますし、喘息体質改善にも効果がありますよ。
F朝ご飯はたんぱく質も必ず添えて:「甘いパンにジュース」というパターンはおすすめできません。必ず卵、ハム、ウインナー、魚、豆腐などのたんぱく質を組み合わせましょう。たんぱく質を摂ることで、体温が上昇して体にしっかりエンジンがかかります。
G甘い朝ご飯は卒業:「甘いパンとジュース」がおすすめできないり理由はもうひとつあります。砂糖は分子量が小さく、血糖値が急に上昇します。「高血糖→インシュリン分泌→低血糖に傾く→血糖値を調節しようと副腎からアドレナリン分泌→いらいら増加」というように、血糖値の乱高下でお子さまが落ち着かなくなってしまいます。この点同じカロリー源であるデンプンは、分子量が大きく、その影響が起きにくいのです。カロリー源として、血糖値に影響を及ぼさない脂質(あぶら)を組み合わせることもおすすめです。そのときは、オリーブオイルや、ドレッシングなど加熱しないでとる場合はオリーブオイルのほか、エゴマ、アマニ油などから摂るようにしましょう。また、適度の塩分は朝の適度な血圧上昇に効果的です。この暑い時期は塩分補給の重要性はより大きくなります。いずれにしても甘々の朝ご飯は卒業しましょう。
H朝うんちの時間の余裕を:胃に食べ物が入ると、それと連動して腸も動くので便意が引き起こされます。この反射的な運動はすぐに生じてくれるとは限りません。食後30分程度は、朝出発までに時間があるといいですね。腸はリラックスモードでオンになる副交感神経で活動が促されます。食後、お茶を飲んだり、適度に体を動かしたりして、リラックスしながら朝の時間を過ごせたら理想です。

★お子さまたちが1日気持ち良く頑張れるためにも、朝時間の充実が大切ですが、そのためにはその前段階の夜の生活習慣も同じように大切ということがお分かりいただけたかと思います。
新学期に向けて、2週間かけて少しずつやってみましょう。

<流行っている病気>
@RS、ヒトメタなどの咳、熱のカゼ
A発熱、頭痛の夏カゼ
B胃腸炎、下痢
C喘息目立ちます。
D手足口病、ヘルパンギーナは減ってきました。